Sunday, April 25, 2010

共犯者

 今週も金曜日は麻雀で、土曜日を消失しかけた。
 制作の方に体が動かず、リフレッシュのつもりで先日買った古本 松本清張の共犯者を読んだ。

 10編の短編集の表題になっている共犯者は映画を見た事がある。
 ワタシには表題よりも他の作品の方が楽しめた。
 現在と過去、恐怖と不安。犯罪の中にあったり、日常にあったり。
 執筆された時期が1950年代で、生活の様式や人々の意識は違うものの、不安と恐怖の感じ方は変わらないものだ。

 なかなか良いデモ・トラック集というか、アウトテイク集だと思う。