Friday, November 26, 2010

渋谷死闘編最終日

 今日までの1週間で公式DJが4本、非公式が2本。今夜のLondon Niteが渋谷死闘編の最終日になります。

 今週は完全昼夜逆転生活。夕方に起きる始末。
 ほぼ一日おきにDJやってるから、夜全然寝れない的な。

 やることないから、こっそり下々の生活をチェックする遠山の金さん的心境で、人生で初めてマンガ喫茶に行ってみた。
 「マンガ喫茶とは名ばかりで、ここは寝るところなのかぁ」ということを知って、朝方一人で松屋なる店で牛丼という庶民の食べ物に触れてみたりした。だけど金さんはお奉行なので、往きも帰りもアメリカンV8です。
 
 来週の金さんは大阪と金沢の悪代官を退治しに行きます。
 その間にもインターネットやラジオの取り調べもあります。
 金さんショップで年貢も受け付けています。
 意外と金さんショップが大人気で在庫が少ないけど、地方巡業前にチェックしといてください。巡業に出てしまうと在庫がほとんど無くなる予定です。

 それからおかげさまで、BOUNTY HUNTER x TYO EMPIRE x DisoscillatorsのMA-1は、金さんショップで完売になりました。ありがとうございます!
  残りの在庫はBOUNTY HUNTERの東京・名古屋店に問い合わせてください。ホントに残り僅かです。多分各サイズ1着ずつくらいしかないです。

 来月も金さんDJたくさんありますので、またお知らせします。
 最近はTwitterの方が情報早いです。そちらも同時にチェックしてください。

Wednesday, November 24, 2010

Disoscillators ワンマンDJ Tonight!!

 先日のリリースパーティーはありがとうございました!
 今夜はいつものorgan barでワンマンDJです。3時間くらいのフルサイズでDJやります!
 是非Disoscillators流をご堪能ください。

Sunday, November 21, 2010

iTunesで映画便利です

 iTunesで映画のレンタル始まりましたね。これ便利だ。
 洋画と邦画を一本ずつ観てみました。
 洋画の新しめのヤツは¥400で画質が耐えられる程度の荒め。邦画は¥200で画質がワリと普通。¥100増しでHDでレンタル可能。
 購入もできますが、¥2,000はちょっと高くない?¥1,000くらいだったら買っちゃうかもだけど。
 なんもかんも気軽になりましたねぇ。

ついでに六連銭もチェックしてください。
rokurennsenn - Disoscillators


 いよいよ明日です!渋谷KOARAでリリースパーティーです!
 DisoscillatorsのDJにWOWW & JON-E, LEMON, The Brunettesをフィーチャーします!
 Guest DJに松田岳二 (cubismo grafico)とThe Brunettes。サポートDJにおなじみEbina YutakaとMad Hatterです。
 22:30 STARTで入場無料なので、いつもより飲んで騒いでください!
 翌日消失系で楽しみましょう〜〜

Wednesday, November 17, 2010

六連銭 on iTunes!!!

 本日iTunesでもアルバムが発売になりました!
 どうぞ下のボタンをポチっとな。
rokurennsenn - Disoscillators


 来週月曜日に渋谷KOARAでリリースパーティーです。
 22:30 STARTで入場無料なのでガブ飲みしてください!

Friday, November 12, 2010

Oscillators Merchandising Open!!

 てきとうに動かしていたDDA Confidentialを閉店しまして、新しいネットショップをwearwax内にオープンしました!
 新店舗の名前はOscillators Merchandisingです。

 以前よりも送料が安くなってるし、一万円以上の買い物は送料無料になります!
 さらにオープン記念特典で一回の買い物でDisoscillators缶バッジ25mmを一つプレゼントしています。
 例のトリプルネームMA-1も販売しています!こちらの商品にはDisoscillators缶バッジセットがオマケで付いてきます。
 
 今後はOscillators Merchandisingをよろしくお願いします!



Thursday, November 11, 2010

六連銭リリースツアー


【渋谷死闘編】
 11月22日 渋谷KOARA入場無料!
Disoscillators feat. WOWW & JON-E, LEMON, and The Brunettes
DJs
 松田岳二 (cubismo grafico)
 Ebina Yutaka
 Mad Hatter
and
 The Brunettes


 11月24日 organ bar "Oscillators" ¥2,000-
 Disoscillators Long SetワンマンDJ
DJs
 Ebina Yutaka
 Mad Hatter


 11/26日 Trump Room "London Nite" ¥2,000-
DJs
 大貫憲章, ヒカル, 稲葉達哉, SHOJI, YOSSY, U-ichi, YU-TA
& katchin’ (Disoscillators), TAGO! (GREASEVILLE!) and MORE DJ’s



【大阪・北陸代理戦争編】
 12月3日 CLUB KARMA "Niw! Collection in OSAKA" ¥2,500
LIVE
 the chef cooks me
 HALFBY AND HIS MYSTIC ARKESTRA
 Mont Blanc
 and 1band
DJ
 松田"CH(A)BE"岳二
 古川太一
 Katchin' (Disoscillators)

BOOTH LIVE
 E-MOTOROLL
 PANORAMA FAMILY


 12月4日 金沢beta lounge ¥2,500-
DJs
 Disoscillators with Illnoise City


【Back In Tokyo編】
 12月10日 青山蜂 Groove Laboratory
 12月18日 club citta London Nite 30th Anniversary

Tuesday, November 9, 2010

Disoscillators 六連銭セルフライナー


 実はDisoscillatorsが2枚目のアルバム出すとは、自分でも予想していませんでした。Disoscillatorsは1stアルバム「Last Rockers」自体が企画盤的なノリだったのです。DJプレイ中にダンストラックに合うBPMのパンクをチョイチョイ挟んでいて、漠然とこれはいけると思ったのが始まりです。
 構想していたヴォーカリストの友人達からも、快い返事をもらいほぼ完璧なコンピレーションができて、リリース後にも世間から高評価をもらい、それで完結するつもりでした。

 そんな嵐も過ぎ去って、今度はオレのもう一つのユニット『katchinユ presents Dogday Afternoon』のアルバムを作るべく作曲に入ったのが2009年ももう終わろうかという時期でした。
 最初にできた曲はT-6の「破戒」でした。この曲をNiw! Recordsの担当者に聴かせ、偶然avexのDisoscillatorsの担当者にも聴かせました。
 この曲を両者共に気に入って、三者でミーティングを重ねた結果、Disoscillatorsが話題になっている間に2ndアルバムを作るのが得策ではないかという話になったのが2010年1月でした。

 2009年にはどんな状況(予算・納期)でも対応するべく、自宅スタジオを整備していきました。何でも自分でできるように。いわゆるDIY精神です。とにかく制作に関して自分に言い訳ができない様にしたのです。それが今回のアルバムタイトル「六連銭」にも表れています。
 
 “六連銭”とは棺桶にいれる三途の川の渡し賃のことで、通称で六文銭ともいいます。かつて戦国時代に真田氏の家の紋として旗印にもなっていました。
 オレの生まれ故郷の群馬県沼田市は、真田氏が5代にわたって統治していた歴史があります。なのでオレも子供の頃から六連銭を見聞きしていた記憶がありました。
 しかし歴史に興味がない自分としては、今の今までそれについて自分で知ろうという行動を起こしたことはなかったのですが、偶然アートワークのネタ探しで巡り会った六連銭が、「戦に出て死んだつもりで戦う」相撲でよく出てくる言葉「不惜身命」という意味があると知った時に、これは正に自分にぴったりの言葉だと思いました。
 真田があえて縁起の悪い死を連想する六連銭を旗印に使って、自分を追い込んで戦に挑む姿勢は、音楽不況の現代の我々DJやミュージシャンにとっても精神的にリンクすると思ったのです。むしろそのくらいの意気込みが無いとやって行けない業界になってきたのです。
  

 
 今回作曲に関しては、DJとか世の中とかの都合というものは一切考えないで、曲が一番カッコいい形になるようにしました。BPMがどうのこうの、4つ打がどうのとか一切排除しました。カッコいいサンプリングはそのまま伝えて、元の曲をみなさんが知りたくなれば幸いです。

T-1 「Lost Highway」
 デビッド・リンチの映画関係ありません。単純に響きがカッコいいから付けたタイトルです。前作「Last Rockers」から続いているアメリカン・ニューシネマのオマージュです。
 1971年の「バニシング・ポイント」にインスパイアされています。この映画がイギリスのプライマル・スクリームにも大きな影響を与えています。

T-2「The Girl On A Motorcycle feat. The Brunettes
 60年代のガレージ・ロック/パンクのサンプリングのみで構成したトラックに、前作にも参加してもらったYAMA (ex The 5.6.7.8ユs)にヴォーカルをお願いしました。
 元々はインスト曲のつもりでしたが、偶然下北沢のパーティーで会ったYAMAに「なんかやろうぜ〜」的なことを言われたので、彼女にピッタリなこの曲をメールで送ったら最高のヴォーカルを作ってくれました。
 1968年公開 マリアンヌ・フェイスフル、アラン・ドロン主演のイギリス/フランス映画「あの胸にもういちど」のオマージュです。

T-3「3rd Line feat. WOWW」
 AC/DCの影響を色濃く出したギターリフとタメを意識した8ビートのハードロック/エレクトロ。
 ヴォーカルはおなじみWOWW。もうDisoscillatorsとかDogday Afternoonとか関係なく、自分にとってもっとも重要なヴォーカリストです。
 Back Drop Bombでのロック・センスとDJユニットIllnoise Cityとしてのダンスミュージック的遊び心を併せ持った最強のヴォーカリストです。
 ライブの歓声と煽りはShea Stadiumのあのライブです。

T-4「Strength To Endure feat. CJ RAMONE」
 自分でもまさかのコラボ。CJ RAMONEと一緒にやりました。
 オレは自他ともに認めるRAMONESの大ファンで屈指のコレクターですが、まさか本人と共演できるとは。
 これは持論ですが、ファンというのはファンでいるのが楽しくて、本人と知り合うのが目的ではないのです。会ったりできればうれしい、サインもらったり、写真を一緒に撮ったり、それが幸せなのです。
 オレも業界の端っこにいるので、ミュージシャンは国内外問わずワリと近い存在なのです。なのでそういう機会に恵まれていました。
 CJが今年の2月に来日した際にベースの盗難に遭いました。その情報をRAMONES FC JAPANの人から聞いて、Twitterを経由していち早く世の中に公開したのがオレでした。しかし残念ながらベースは発見されず、CJはニューヨークに帰っていきました。
 オレは日本でベース盗まれたのが本当に残念で、日本で嫌な目に遭ったCJに何かできないかと思って、安いギャラだけど新しいベースの足しにして欲しいと思ってコンタクトを取りました。オレのことをCJは聞いていて二つ返事でオファーを受けてくれました。
 曲はRAMONESの1992年のアルバム「Mondo Bizarro」からの曲で、CJが初めてレコーディングに参加してヴォーカルも取った曲です。完全にオレのマニアックな選曲です。その辺も世の中の都合は無視しました。

T-5「New Rose feat. LOW-IQ-01」
 The Damnedの1976年のデビュー・シングルのカバーです。ハッキリ言って基本的パンクの名曲です。
 そもそもこの曲は「Last Rockers」でやろうと思っていた曲なんですが、間に合わずにこぼれた曲でした。そこで今回新たにアレンジを考え直して、ヴォーカルをイッちゃんにお願いしました。
 我々にとってのトラディショナル・ソングは、共に同じ文化・空間を共有した人間に頼むのがベストです。
 ズバリ!No打ち合わせで本番レコーディングしかも1時間で終了です。Great Master Low!

T-6「破戒」
 このアルバムで一番最初に生まれた曲です。
 AとFのコードをSugar BytesのEffectrixというプラグインでフレーズを構築しました。永遠にAとFのコードのみで進行しています。
 今回はエレクトロ的な曲は全て漢字を使ったタイトルにしています。
 この「破戒」は島崎藤村の小説の題名です。制作中に自然派文学をよく読んでいて、「破戒」の精神論やテーマに共感を覚えました。
 一字違えばDestroyで、そのままでも掟破りなのです。

T-7「Rockinユ & Breakinユ」
 オレがDJを本気で本格的にやると決意した時に始めたDJ MIXシリーズのタイトルでもあります。(是非一度聴いてみてください。一番分かりやすいオレのプロフィールだと思います)
 そのころから基本的なスタンスは一切変わっていません。どうしてもロンナイ育ちなので、一つのジャンルに縛られるのはつまらなくて、カッコいい曲は全部いただきの精神です。
 何年か前にDogday Afternoon用に作った曲で、全てサンプリングで作っています。Hip Hopのサンプリングで有名なあのレコードのB面のオルガンとか、ポール.ウェラーに多大な影響を与えたUKモッズの親分のギターとか。ドラムのサンプルは、Dogday Afternoonの2ndアルバム「Today Your Love, Tomorrow The World」のレコーディングの時に録った恒岡章 (Hi-Standard)、志村ヒトシ (The Ska Flames)の音源を使っています。

T-8「Nuh Longer feat. Martin Kinoo & LEMON」
 Chelsea MovementのMartin Kinooと新しいダンスホール・レゲエを共作しました。
 Martin Kinooに一番新しいレゲエを数曲持ってきてもらって、それを聴いてオレが思ったこと「トラック自体がレゲエである必要はない」ということでした。上に載っているMCなりヴォーカルがレゲエであればレゲエなのです。それじゃっということでデッド・ケネディーズのベースラインを拝借して、後半はワザと4つ打にしました。
 女性ヴォーカルにはWhack Whack Rhythm Bandで歌っていたLEMONを起用。以前からライブを観ていてスゴく気になっていたヴォーカリストでした。今年のMODS MAYにオレがDJで一緒になったので誘ってみました。
 彼女が歌っているメロディーはcubismo graficoこと松田岳二さんに作ってもらいました。

T-9「雷と空風義理人情」
 「らいとからっかぜぎりにんじょう」と読みます。これはオレの地元にある上毛カルタの一節です。ジャッケとの内側に絵札がありますのでチェックしてください。
 今回のアルバムはカナリ日本と地元を意識しています。
 洋楽の影響しか受けていない自分が、どう日本を表現すればいいのかということになると、音楽ではなく育った環境と日本文学しかなかったのです。
 しかし気づけば自分も邦楽のアーティストなのですよね。

T-10「六連銭」
 エレクトロですがサンプリングのドラムを使っています。
 最初はインタールード的な曲になる予定でしたが、なんか軽く済ますにはもったいなくなって、1曲にしました。
 怒濤の後半2曲を迎える合戦の序曲になりました。ヘヴィー・メタルの半音ずつ動くリフをシンセでも鳴らしてみたところ、軽くトランス的な雰囲気も出て暗くて重いエレクトロで、サンプリングを使ったことによってセンター定位のロック的パワーも出ています。恐らくダンストラックを作るDJにとっては「破戒」なのでしょうね。

T-11「This Is All Coming Out Right Now」
 オレはパンクの他にもインダストリアルにも大きな影響を受けています。高速のハードコアよりもマシーンが叩き出すビートの方が凶暴だと思うのです。
 しかしこの曲もサンプリングを中心に作っています。ギター、ベースは全曲自分で弾いていますが、この曲だけはベースにShige Murata (cubismo grafico five, □□□)に弾いてもらっています。
 ケーブル仲間のシゲと秋葉原にケーブル講習会に行った帰りにサクッとやってもらいました。さすがメタルの魂を持つ男です。
 カリフォルニア州知事にも立候補したことがある、アメリカ西海岸のパンクバンドのヴォーカリストの声ネタがバッチリはまりました。

T-12「Denoiser feat. JON-E & WOWW」
 とにかく他の人がやっていないこと。意外とロック系のネタはやる人が少ないのです。それはロックを理解できているDJが少ないということにもなります。
 ミドルスクールのRUN DMCやビースティー・ボーイズが新しいロックだ思って聴いていたオレは、90年代のミクスチャーやNYハードコアは、ミドルスクールの逆流だと思っています。この90年代のミクスチャーの自分の原体験があるからこそ、そのスタイルを現代にリメイクできたのだと確信しています。
 古いままでは焼き直しでしかない。だから新しいラッパーが必要でした。JON-Eは友達の弟で、巷では新鋭としてがんばっています、というか既に人気者です。彼のラップがあるからこそ、2011年のトラックになったのです。
 この曲を理解したいのならば、Judgement Nightのサントラを聴いてください。当時のアーティスト達がいかに先人をリスペクトしていたかが分かるでしょう。


 オレの成分表があるとすれば80%がロックでできていて、残りの20%がDJやダンスミュージックになると思います。
 言い換えれば80%の思考と20%の技術で構築された音楽をDisoscillatorと言えるかもしれません。
 まあ、実際はそんなに深く考えていませんが・・・
 なのでこのアルバムも考えないで感じてもらえればいいと思います。感覚ですよ。

 Disoscillatorsで2枚目のアルバムを出せたことに感謝します。


                  Katchin' a.k.a. Disoscillators

Sound Designer 12月号

 本日発売のサウンドデザイナー12月号でワタシの家スタ公開されています!ワタシのスタジオの正式名称はConfidential APと言います。誰にも聞かれたこと無いけど〜。マジでレコーディング雑誌の取材はアガリましたね。
 機材よりもRAMONESのポスターがヤバいでしょ?もちろん一部ですけどね、これ。
 今週土曜日にはRAMONES FC JAPANのこんなイベントに出演します!

 それから本日のお知らせ。
 Inter FMのジョージの番組BAM!にゲスト出演します!たぶん22時くらいとかに出てきます。Inter FMはLast Rockersの時のブライアンの番組以来だなぁ。
 PCでもInter FM聴けますよ。Inter FMのトップページにプレイヤーありますので、みなさん是非!

Monday, November 8, 2010

六連銭ヒット祈願 真田信吉墓参り

 上野国利根郡、現在の群馬県沼田市に真田信吉の墓はあります。単にワタシの生まれ故郷です。真田氏は1590年から約90年間沼田藩を統治していました。沼田城の初代城主が真田信之で、その弟があの有名な真田幸村(信繁)です。今回墓参りした真田信吉は信之の長男で、二代目城主にあたります。
 
 天桂寺に信吉の墓はあります。上の写真が天桂寺です。
 ワリとしょぼいサインしかないので、見落としがちです。ワタシも、真田の墓としては初めて行きました。行ってみたらなんてことはない、ワタシの先祖の墓地の裏でした。
 左の写真下のサインに迦葉山(かしょうざん)と書いてありますが、その山にある迦葉山弥勒寺で信吉は荼毘に付されたそうです。我々の地元では迦葉山と言えばその寺を指します。

 それぞれのサインの右側にはエンブレム的なモノがあるのですが(写真クリックでデカくなる)そこに最初の六連銭があります。
 信吉の墓の説明はどーぞ右写真クリックでご覧ください。




 天桂寺内のいたるところに六連銭の紋があります。まず寺の建物の正面のガラスに。
 水道にも六連銭。よく見るとその上のふくろうのお腹も六連銭的デザイン。
 さらにその隣くらいにあった石像ももちろん六連銭。鬼瓦的なモノも六連銭。
 探せばいくらでも出てきそうな感があります。
 このお寺立地的に恐らくワタシが幼少の頃は学童保育していたところだと思います。




 知らない間に凄くきれいになっていたので気づきませんでしたが、寺の左側にあった、使われてなさそうな建物がその昔学童保育やっていたところに違いないです。多分。NHKか何かのドラマで観光客来たんですかね?昔はもうちょっとボロい寺だったよ。

 信吉の墓がどこにあるのか分からないので、住職に聞いてみたが、慣れた様子で「どこから来たの?」的な。東京の世田谷から来たと告げると「三茶も変わったよね〜」みたいな。ワタシもワタシで地元と名乗らずに東京とか言ってるし。しかもスグに原町の片桐だとバレるし。


 とにかく地元の人間は真田に全く興味が無いのよ。学校で習うことも無ければ、真田の祭りも無い。真田を崇めることは全く無い。聞いたことも無いというのが事実です。五代目の信利に重い年貢を課せられて、町民は相当苦しんだらしいので真田をアゲることは無いのでしょう。(推測。だって誰も話しないもん)
 これが信吉の墓です。寺を通らずにダイレクトに墓に行けば、実家から徒歩5分です。
 寺の右側のどぶ川を挟んだ向こう側に墓地があります。普通の人たちの墓に紛れてあるので、看板を見落とすと発見は困難だと思います。
 墓の作りは立派ですが、どうも扱われ方は雑ですね。

 ご覧の通り、墓石には六連銭が刻まれています。

 お参りするDisoscillators。

 オマケ

 天桂寺と同じ通りの逆サイの寺に真田家の墓があると知って行ってみました。
 四代目沼田城主信政の次男又八郎信守の墓です。こっちは思いっきり質素な墓です。地面ダイレクト。この墓はマジで看板見逃すくらい地味です。
 
 今幼少時代を振り返ると、遊んだ場所や抜け道の類いが寺や墓だったと回想しました。そんな場所に歴史上の人物の墓あるなんて、今まで考えたことも無かったです。
 
 まあ、ワタシなんざそんな程度ですから、ヒット祈願なんていってもね〜。
 ただ、六連銭には不惜身命という意味があるので、今の自分にはホントにぴったりだなと思いまして、地元に伝わる六連銭と自分の気持ちをリンクさせたわけです。

 今週水曜日発売のDisoscillatorsの六連銭よろしくお願いします。
試聴その1
試聴その2

Friday, November 5, 2010

Thursday, November 4, 2010

Disoscillators MA1

 アルバム"六連銭"リリース記念 BOUNTY HUNTERxTYO EMPIRExDisoscillatorsのトリプルネームMA1です。
 11/6今週土曜日BOUNTY HUNTER東京・名古屋店で発売になります!

 CDも11/10来週水曜日発売です!予約してね〜