Last Jungle Gym Tonight !!!!!!!!!
本日でJungle Gymが最終回です。
5年くらい続けてました。
この5年間はワタシの音楽人生で一番濃い時間でした。何もかもをこの5年間で始めたと言ってイイと思います。
MIX CD (TAPE)Rockin' & Breakin'シリーズを出したのも、JGの朋友Sgroove Smooveの理解があったからこそです。
その頃はまだLondon Niteに在籍していたころで、MIX CDを作るということに、ロンナイ関係者は全く意識が無く、説得するためにSgroove Smooveと大貫さんのところに出向いたことがありました。
ロンナイ自体は有名なイベントですが、実情を知っている人はネームバリューを大きく下回ってたと思います。ワタシの様にロンナイでも異端なDJをやっている人間は、外に向けて発信する必要性がありました。実際に毎週金曜日(当時)の1年間のヒットパレードがRockin' & Breakin'という形で世に出て行きました。
ワタシはMIX CDが出したくてDJになったわけではありませんが、名前とプレイをそこに来ない人に知ってもらうためです。それはその昔のブルックリンのDJとなんら変わりはありません。
ワタシには現場に裏打ちされた選曲と少しのテクニックに自信を持っていました。やはり外で試したかったのです。
また自身のオリジナル音源制作のきっかけもJGにありました。
これもまたJGの同胞cubismo graficoがワタシに向き合ってくれたのです。Dogday Afternoonの1stを作るために何日もワタシに付き合ってくれました。
まだ彼が借りたばかりのがらんとした原宿のアトリエで、モニター・スピーカーとターンテーブルとMacを持ち込んで夜な夜なプリプロをやりました。アイデアの源は今も昔も全てレコードから。
レコードのフレーズと曲のアイデア、cubismo graficoのマニピュレート。このプロダクションでNiw! Recordsという仲間が増えました。
おかげでDogday Afternoonは2枚のアルバムと1枚のシングルをリリースさせてもらい、全ての楽曲をアナログでプレスしてもらいました。
ワタシはcubismo graficoのマニピュレートを見よう見まねで覚え、全てのプロダクションでエンジニアをしてもらった塚田耕司(いつものツカちゃん)に技術的なことを教授してもらい、ある程度の制作を自分の手でできる様になりました。
それが結実したのがDisoscillatorsです。
今夜最後のパーティーです。
始めた頃に比べると、だいぶハコは小さくなりましたが、今はorgan barを気に入っています。
振り返るとちょっぴり感慨深いモノがあります。
世話になったJGのメンバーに「オマエを手伝うことは、もう何もない」と言われている様です。
うれしくもあり、寂しくもあり。達成感もあり、衰退感もあり。
今夜会いましょう。