フジヤエービックというお店が主催している「春のヘッドフォン祭 2010」に行って参りました。中野サンプラザです。
サンプラザと言えば、Ramonesが解散ツアーでライブをやった場所でもあり、Nirvanaもライブをやった伝説のホールなのですが、実は結婚式場なんですね。今日知りました。
最近Sennheiser HD 650の力を引き出したいと思い、ヘッドフォンアンプをいろいろと調べていました。全くナイスタイミングでの開催でした。
MyヘッドフォンとMy CDを持参して、ここぞとばかりに試聴をしまくった次第です。
まずはこれ。DJ用のカートリッジでお馴染みのortofonの Hd-Q7です。コイツはデザインも良くて、小さくて、値段も安いのです。(実勢価格¥27,000前後)
で、非常に興味があったのですが、実際は出力のインピーダンスがHD 650とマッチしなくて、というかカナリ低くて全くHD 650が生きませんでした。
しかしながら、HD 595(これも微妙にマッチしてないかも)を拝借して聴いてみるとなかなか素晴らしい。基本フラットで色付けが少なく家RECに向いていると思いました。同時にHD 595も良いヘッドフォンだなと。
そんでゼンハイザー流れで話題のHD 800を試聴。
コイツはチョット次元が違うな。ゴツイ割には軽くて付け心地も良くて、鳴り方もヘッドフォンをしているのを忘れるくらいの広がり。
REC用になるかはワタシにはちょっと分からないな〜。単純に良すぎる、何か全てが。ケーブルもスゴいけど、値段もハンパねぇ。
オマケで、こんなのもあった!
ACOUSTIC REVIVEのHD 650用のケーブル。なんかこういうの沢山あるみたいですが、ズバリ邪魔です。
自分のCDで聴けなかったのでディテールは説明できませんが、音はもちろんそれなりに良かったです。つーか、そもそも音の良いCD聴いてるんだからいいに決まってる。ピアノがポロ〜ンみたいなヤツ。
で、さらにほとんどのブースが写真下状態なんですよ。ケーブル関係は全部ゴリゴリで、プレーヤーもスッゲー高そうなヤツばっかりなのよ。超ハイエンドな状況での試聴なので悪いワケがないっつーの。そのRCAケーブル一体いくらだよ!
そこで我らがオヤイデ。
オヤイデはポータブルプレーヤー関連の製品が中心です。ポータブルのヘッドフォンアンプやiPod用のケーブルとかが大体数千円。
オーディオ・ファンじゃなくて、音楽ファンの人達に向けてのやさしい値段設定。1つ上のレベルで聴きたい!という音楽好きの人たちに試して欲しいです。試してみれば気持ちいいので、音楽を聴く時間がより楽しくなりますよ。ワタシはiPodの類いは持ってませんが・・・
で、オヤイデ・ブースでこんなモノ発見!!
Black Mamba Σ!!気になり過ぎる〜もう出さないで!しかも来月リリースじゃん!
てゆーかもうブラックじゃない〜。白やん、白!
ヘッドフォンアンプにもどります。
これまた人気商品GRACE design m902。
機能満載でXLRとRCAの他にUSBでの入力も装備。音もフラットで良いです。というか良すぎです。コイツでもヘッドフォン忘れる系の鳴り方します。
札にはオープンプライスと書いてありますが、実勢20万円ですよ!これ中古でも15万円は下らないです。こんなモノが人気商品って、不況とはどこの世界のことなのでしょう?
ワタシが金持ってたら多分これ買うと思います。音も良くて便利だし。
そんで同じ会社(代理店?)のNavigator HPA-900。
コイツはカナリ前から気になっていたアンプです。
スタジオのヘッドフォンでお馴染みSONY MDR-CD900STにばっちりチューニングされてるというヤツ。ヘドフォン・ジャックの片っぽがそれ。
AUXが付いているのでボーカル録りのキューボックス的な事もできます。まさにREC仕様になっているのです。Airealという前方定位の機能がありますが、あんまり変わんないかも。
今まで試したアンプの中で一番音がデカイのがコイツでした。ガッツもあるしやっぱ良かった。Fostexが最近出したヤツより全然音もいいし、値段も¥40,000-弱なのでワリとお手頃な値段です。(若干麻痺してきたが)
ということで祭を最大限利用してワタシのヘッドフォンアンプはNavigatorに決定しました。
その足で中野通りを横断してブロードウェイで中古をゲッツしました。
つづく