Tuesday, March 16, 2010

BELDEN 88760

 アキバ行ったついでに、前から気になっていたBELDEN 88760をゲットしてきてXLRを作ってみました。プラグはNEUTRIKのどこにでもあるヤツ。

 以前はCANAREのそこらで売ってるヤツで、プラグは同じNEUTRIKで、インターフェイスからモニタースピーカのラインに使用していて、それと交換してみての第一印象は「いいじゃん!」こんな細い線でも元気一杯ってカンジです。

 特に中域の解像度がカナリ上がりました。
 ディストーション・ギターとかの歪みの粒だちや揺れまで感じられます。今まで埋もれて聴こえなかったバッキングに、フランジャーがかかっていたことまで今さら発見できました。
 シンセの音も前に出てきています。飛び音のパンの定位感もキレイです。スネアとかも抜けがイイです。とにかく中域の音が全部一歩前に出てきました。
 だからといって低域が引っ込んでるワケではなく、元々低域があれば出るし、無ければ出ないというカンジ。
 無駄な音圧も無いんじゃないかなぁ?そんなにヴォリューム上げたい気持ちにならないし。

 ネットの意見を見ると「無色透明で素直」というのが多く、8412と比べているみたいですね。ワタシには8412とは別の物という印象ですが。楽器には8412はいいと思いますが、REC関係は断然88760ではないかと思います。

 ちなみに通り道の電源ケーブルは全てオヤイデBlack Mambaです。
 もしかして、Black Mambaと相性いいんですかね?定位感がスゴくいいです。

 初めてXLR作ったんですが、スゴく工作もしやすいケーブルです。8412の方は面倒くさいと思います。あの変な毛みたいなのとか、紙みたいなのの除去が特に。88760はドレイン線もキレイにつるっと出てくるし、アルミ箔?とテープも簡単に剥がせるし。
 
 コイツが¥500/mとかなら全然安いですね。いや安すぎます。
 ワタシはNEUTRIKが安売りしてた時にまとめて買ってあったので、3mのXLR2本で¥4,000弱で作れました。
 REC用ケーブルの自作の初心者にもお勧めです。
 

 あんまり出音に関係ない、ヘッドフォン・ディストリビューターには8412でステレオ・フォーンケーブルを自作。