週末にツタヤがレンタル¥100だったので、鬼のように映画観たっす。
結構悲しそうだったので、今まで手を出さなかった楢山節考を借りてみた。
基本的にですね、日本のB面って大変興味あるんですよ。民間伝承とか都市伝説的なのとか。
一度は聞いたことあると思いますが、姨捨山(うばすてやま)って言葉。
ワタシも群馬の田舎なので、子供の頃に聞いたことあります。クルマで移動中にどエライ山の中で、オヤジから。詳しいことは説明されていませんが、単純に年寄りを捨てる山だと。今思うと子供をビビらせるために言っていたカンジでしたが。
そーいえば、ちょい話飛びますが、デンデラって映画やってるの?かな?あれも姨捨山でしたね。全く調べていませんが、多分デンデラは東北の方の話だと思います。楢山節考は信州長野のお話です。てか、日本全国でそーゆー話あるんでしょうね。
映画の本編ですが、まぁ、やっぱヘビーだと思いますよ。
人間が生きて行くのは大変なんですよ。その反面純粋に生きていて、一生懸命生きていると思いました。
そんで映画観てソッコーで原作をゾンアマでポチリ。翌日届いて便利すぎんだろ〜
で、意外なのが、これ短編なんですね。深沢七郎の短編作品が4本で1冊なんですが、マジ即読みです。4時間くらいで読破できます。
だから逆に今村昌平の映画の方がディテール深いんですよ。さらにその逆で、原作は奥の方まで、何度もじっくり読んだ方が良いのかも。
楢山節考 意外の短編作品も、時代もシチュエーションも違うけど、人間の生き様が基本です。スゴく客観的に生き様を捉えていて、大小はあるものの、はかないというか。
もう、こういう考え方をする日本人というのは絶滅するんですかね?