Thursday, March 10, 2011

インサートケーブルを自作

 コンプの出物があったので、インサートケーブルを初めて自作してみました。
 そもそもインサートすること自体を全く理解しておらず、ミキサーのチャンネルインサートを見て「なんでジャック1つしかねーんだ?」という始末。
 なんも分かってないんですよね、Mac内部だけで音楽を作っていると・・・

 そんで初めてMackie.の説明書に目を通して、TRSフォーンのチップをセンド、リングをリターンということを理解。
 なるほど、TRSフォーン1個とMONOフォーン2個で一本にするわけね。

 早速アキバのオヤイデでフォーン・プラグを物色。NEOブランドのフォーンプラグを、HPに出てないモノもあるけど、P-285 T×4、P-240 M×4、P-275 BS×2という具合にゲット。
 この型番から推測できると思いますが、Pはプラグ、数字は穴のサイズ(285だと直径8.5mm)TはTRSでMはMONOというカンジです。
 
 ケーブルはおなじみBELDEN 88760です。コイツが直径4mmなので、2本ブチ込むTRS側はP-285 Tじゃないとダメなのです。逆にMONO側はP-240 Mにするとケーブルにピッタリです。
 フォーンバージョンのインサートケーブルです。
 制作自体は難しいことは何もないです。
 TRS側のチップはセンドなので、ワタシは赤線をセンドに使用しました。センド側のMONOプラグはチップに赤線、グランドにシールド線を接続。黒はチョン切ります。
 リターン側MONOプラグでも同じことを黒でやります。TRSのリングに黒、チップに赤、グランドに両方のシールド線をまとめたモノを接続で出来上がりです。
 ワタシはバラけるのがイヤだったので、熱収縮チューブで半分くらいまとめました。

 家にストックしておいたノイトリックでXLRヴァージョンも作ってみました。
 これも作り方は基本的には同じです。使用する機材のXLRの3番がホットなので、そこに赤とか黒を接続。残りの1&2番にシールド線を2つに分けてそれぞれ接続しました。
 あとはフォーンと同じく赤チップ、黒リング、シールドをまとめたものをグランド。

 たぶん、これであっているはずです・・・。音も出たし・・・