Thursday, April 21, 2011

FURMAN AR-1215J

 ついに安定化電源を導入しました!
FURMAN AR-1215J

 この安定化電源の意味なんですが、読んで時の如く安定した電源を供給する装置です。
 そもそも日本の家庭では100Vが使われています。しかしその電力は、ほとんどの場合100V来ていません。よくて90Vとかですかね。それ以下という話もあります。
 電圧が常に足らないということで、音楽機材に限らず家電製品は100%の力が出てません。でも使えないことはありません。
 ここです→「使えるけど100%ではない」
 家電の場合は目的が達せられれば問題ないです。音楽機材の場合は音質に関わってくるのです。これスゴく重要。
 電源が不安定だと機材の働きも不安定になります。それが音質に直接影響を与えてしまうのです。
 商業スタジオではそこんとこがスゴくシビアで、安定化電源とかクリーン電源(電源を作り直す機械)とかを機材ごとに使っています。当たり前ですが、だからみんなスタジオでレコーディングするのです。
 

 そんだけのことをやる機材ですから、安くはありません。
 家スタジオで制作しているワタシは、家だから音質が悪いとは言われたくないので、がんばってそこらへんを追求しています。
 おかげでAR-1215Jを使用した瞬間にガツンとクオリティー上がりました。

 まずはMacの動きが速くなりましたw
 Macで音楽作っているのでメチャ重要です。そもそもMacは100〜240Vで動くモノなので、そりゃ電圧が上がった方がパフォーマンスもよくなりますよね。AR-1215Jは120Vも作れるので、その方が良いのかもしれないけど、他の機材の兼ね合いで100Vで安定化させています。
 音質はもう言うことナシです。レンジの広がりから定位にいたるまでビシッとキテます。音圧・音量も上がりました。ヴォリュームのコントローラーで今までより5dB下げました。小さい音でも輪郭がハッキリしています。
 とりあえず初日は音楽を聴きまくり、またもや新しい発見をたくさんしました。

 制作もやってみました。すでにコンプの類いはいりませんね。エンジニアが良く言っていたことが今更わかりました。ヴォリュームのバランスだけで良いと。変な小技でごまかして圧を稼ごうとしていた過去・・・
 ハッキリ言ってAR-1215Jはクリーン電源ではないですが、電源を再認識です。100Vがここにある!というだけで、これだけの違いが出るとは。こんな時期だけにホントに電気は大事だと思います。

 AR-1215Jから主要機材に電源を供給の図。
 ウチの電源コードも随分豪華になったもんだw。全部オヤイデで、これだけで15万円以上するなw。