Tuesday, October 16, 2012

PUNK in FRAMES


 額に入ったマンソンTシャツのシワをのばすために、久々(十年以上ぶり)に恵比寿のジンプラに行ってきました。
 
 マンソンTシャツを手に入れた当時、自宅に届いてソッコーで額屋に直行して以来、12年ぶりに額から出して実物を見ました。額に入っていないTシャツは、マンソンのデザインも相まって、黒魔術の呪いが解き放たれたような迫力を醸し出しています。


 自分の国で人気のないパンク・バンドが解散して数年後、私物をオークションにかけて熱狂的なファンが落札する。その時はただそれだけ。音楽業界にもなんの影響もありませんでした。今は状況が違います。ジョニー・ラモーンはもうこの世にはいません。オリジナルのラモーンもこの世にはいません。

 しかしラモーンズの音楽や精神の影響は今でも残っています。ワタシは現在の日本でそれを確認してきました。FaceBookでも世界中の人たちが同じ思いを持っていることも知りました。

 ワタシもラモーンズのファンの一人なので、イベントとかは全く他人任せにしてきました。自分が楽しめればいいと。コレクションをしていることも特に誰かに言ったこともないです。
 次々とメンバーが亡くなったり、映画が公開されたりと話題は結構あったりする中で、「オマエのコレクションを展示しろ」とRAMONES FC JAPANの会長に言われたこともありました。しかしワタシは一度断りました。とにかく自分のリスクを避けたかったのです。
 それでも会長はワタシの尻を叩き続け、RAMONES展という形で展覧会を開催することになりました。とにかく彼女に関わると、ファンや関係者はみんな動かざるを得ないのです。。
 それでワタシは自分の責任でRAMONES展を始めました。自分で運んで会場に常駐する。誰にも責任取れないモノなので、やはり自分がやるしかないのです。
 
 ワタシのコレクションを見に来た人が一日でも豊かになればそれでいいし、記憶に残ったらもっといいと思います。

 もうラモーンズは伝説ですからね。語り継いで後世に残したいですよね。
 残り2回のRAMONES展ですが、是非楽しんでくださいね。



 kit galleryにあったいいかげんな額に入れていたジョニー・ラモーンの鑑定書も新たに額装します。一緒に、ジョニーがマンソンTEEを着ていた証拠チラシに、彼から直接もらったピックも一緒に額装を頼みました。11月の名古屋で初披露しますので是非!