絆ーきずなーという映画があるんですが、そこそこおもしろいんですが、その映画の原作の「海は涸いていた」(うみはかわいていた)を読みました。
いわゆるハードボイルドで、映画よりおもしろいのですが、この作者の白川道という人物のバックグラウンドの方がさらにおもしろい。
本の最後に、誰かが後書みたいなの書いてるでしょ?そこに白川道の人物像みたいなことを書いてあったのですが、「モノスゴい博打打ち」で競輪の猛者的なことが書いてあった。(ほとんど競輪のことばっかり)
で、更にネットを見てみると刑務所にも入っていた。
こんなアウトローが書いていればストーリーもおもしろいよな〜、と納得してしまいました。阿佐田哲也しかり、アウトローのストーリーはリアルでおもしろい。
人生の使い方がおもしろい。この人らは後悔なんてしねぇんだろうな。
作家という人種はホントに興味深い。