Monday, June 13, 2011

舞姫

 まったく、本のブログばっかじゃん!オマエ何やってんだ?
 と、なりまさぁなぁ。
 いやいや、制作やってますよ、ここんとこ毎日。昨日から新曲に取りかかってますよ。朝は起きれなくなったけど、昼から夜までやって、日付変わったくらいから夜なべしてますよ。ホント、合間と寝る前とかに読んでるんですよ。

 実はこの「舞姫」の前に1冊読んでるんですよ「点と線」を。これが意外とイマイチでして、ワタシには。
 で、逆に面白かったのが森鴎外の「舞姫」。
 これ短編集なんでサクサク読めると思いきや、「舞姫」は昔の文体で結構読みにくい・・・。でも短いので意外とイケる。
 文体がアレなんで100%は理解できてないけど、切なすぎるね。でもそういう終わり方じゃないなとね。アメリカン・ニューシネマ好きには。(全然関係ないよ)

 この短編集の中で映画にもなっている「雁」が面白い。こちらは割かし現代語に近いので普通に読めます。
 これもある意味で恋愛小説なんだろうけど、全然始まらないで終わる的な。この哀愁がいいんですよ。
 若かりし頃の自分にもそういうことがあったなと、遠い目をするのであります。