途中でブランクがあったものの、ついにRockin' & Breakin'の10作目が4月26日にリリースとなります。
1枚目が確か99年だか00年に、渋谷にあった4DJs Recordsが主宰するレーベルからカセット・テープでのリリースが始まりでした。
その時々のその年に現場でメインでプレイした曲を1年に一度まとめる形のDJ MIXがR&Bシリーズです。3枚目だけ例外でコンセプトを決めたMIX CDアルバムみたいなカンジで、なにげにコレが一番ヒットしました。
4作目まで毎年リリースしていたのですが、その頃になるとDJとしてのソロ・ユニット"katchin' presents Dogday Afternoon"や"Disoscillators"の楽曲製作の方に力を入れ始め、MIX CDの制作が数年間停止していました。
そしてこの5〜6年傾倒しているNORTHERN SOULをきっかけに、13年に5作目を"NORTHERN SOUL LESSON ONE"というサブタイトルを付けてR&Bシリーズが再開しました。
R&Bの再開と新しくNORTHERN SOULシリーズのリリースの記念にR&B5にはR&B6のダウンロード・クーポンが付いていました。なので6作目に盤は存在しません。
その後もノーザンをDiggin'しまくって前作R&B9までNORTHERN SOULシリーズを続けてきました。NORTHERN SOULシリーズは少なくともあと1枚はリリースするつもりです。
そしてついに10作目。しかも初めてのROCKのみでのMIX CD。意外と今までやってなかったんです。4枚目までは当時のダンス物の新譜がメインでやっていたので、ROCKだけってならなかったんですよね。
気づいたら10作目だったので、何かスペシャルな事をと考えて2枚組で自分が影響を受けたモノでDJ MIXを作ることにしました。
まずはDISC-1
ご存知の通りワタシはRAMONESの大ファンなので、彼らが影響を受けていた60'sの音楽も大好きです。なのでDISC-1には60'sの音源のみで構成されています。
ガレージ/サイケ ロックを中心にロッキンなノーザンやR&B、ガールズ、サーフ、R&Rジャイバー、サントラ等、現在自分がメインでプレイしているヴィンテージ系のオールジャンル的な選曲です。
そして中盤から後半にかけて、RAMONESの93年リリースのカバーアルバム"ACID EATERS"の元ネタ曲を連発してます。MIX CDというDJ文化を通してRAMONESのルーツ、PUNKのルーツを知ってもらいたいと思っています。
そしてDISC-2
年代、ジャンル、国籍も全てMIXしたワタシの一番得意なヤツです。
LONDON NITEを通じて27年間で吸収したロンナイ・クラシックのオンパレード!
ハッキリいってこういうアニバーサリー的なタイトルがないと、なかなか作品として出せない選曲です。みなさんお馴染みの曲ばかり収録しています。部分的に現場でもプレイした事があるセットを1つにまとめました。我ながらうまく展開したセットだと思います。問答無用で楽しめるヤツです。
もちろん今回もDJ MIXからREC、ミックス。マスタリングに至まで全て自分で行っています。ROCKばかりなのでいつもより派手目なマスタリングを施しました。
是非お楽しみください!
4/26発売購入はこちらから!
katchin'
Tuesday, April 18, 2017
Friday, March 11, 2016
オヤイデ R1 Beryllium
約10年前にリリースされたオヤイデ電気の壁コンセントR1 Berylliumを試してみた。(写真右の白い方。ちなみに左はSWO-XXX ULTIMOのフタだけ色違い)
最近オヤイデ・ケーブルの導体変更によるモデルチェンジがあったが、こちらの壁コンは今でも同じ仕様のままロングランを続けている。これは職人さんが長生きしているということだろう。ワタシは会ったことは無いけど安心した。
設置した場所は自宅スタジオの200Vの壁コンセント。WPC-Z2に取り付けていた1つを換えてみた。配電盤からEE/F-S 2.0(現在廃盤。現行品はEE/F+2.0 V2)経由のコンセント。
先日オヤイデ電気本社を訪れた時に今更知ったのだが、上からの落下物による事故で感電(漏電)を防止するために、アースの穴を上向きに設置するのが正式な取り付け方法なのだそうだ。病院などでもそうしているらしい。なのでワタシもそれにならって設置してみた。
交換の際に、予想以上のネジの締め付けの固さに思わずナメってしまい、、ネジを一本殺してしまった。。WPC-Z2はネジ一本にまでこだわって作っているというのに。。ダサすぎる自分をブン殴りたくなった。。
なので殺してしまった方コンセントは直接音につながらないMacに電源を供給し、R1にはオーディオ・インターフェイスMACKIE. ONYX 1220iとECLER NUO 2.0を挿している。
今回のリファレンスはPCオーディオで、MacでiTunes鳴らしてチェックしてみた。
MacPro→d+ FireWire 6pin-9pin→MACKIE. ONYX 1220i→SPL 2Control→GENELEC 8030。音声ケーブルは全てBELDEN 88760で電源ケーブルはMac以外全てBLACKMAMBA初期モデル
もうね、一聴しただけでもの凄いコンセントだと思った。音の洪水だよ。全帯域ドカーン!みたいな。(超雑だね)
高域の抜けが良くてキレイな音、ヴォーカルの張りも出てる、ベースの音がバウンシーでふくよかでグルーヴィー。自分で取り込んでリマスターしたレコードはそれが如実に表れる。だから実は好みの音なのかも。電源ケーブルTUNAMIを初めて聴いた時の感覚にカナリ近い印象。ファットでありながら解像度も高い。ゆえに多少の脚色感はある。なので音楽制作には向かないかもね。
制作に向かなくとも音楽を聴くという行為自体の楽しさは倍増する。音質向上による幸福感は非常に満足できる。
なのでワタシはレコードの録音、サンプリングに使用していくつもりだ。
最近オヤイデ・ケーブルの導体変更によるモデルチェンジがあったが、こちらの壁コンは今でも同じ仕様のままロングランを続けている。これは職人さんが長生きしているということだろう。ワタシは会ったことは無いけど安心した。
設置した場所は自宅スタジオの200Vの壁コンセント。WPC-Z2に取り付けていた1つを換えてみた。配電盤からEE/F-S 2.0(現在廃盤。現行品はEE/F+2.0 V2)経由のコンセント。
先日オヤイデ電気本社を訪れた時に今更知ったのだが、上からの落下物による事故で感電(漏電)を防止するために、アースの穴を上向きに設置するのが正式な取り付け方法なのだそうだ。病院などでもそうしているらしい。なのでワタシもそれにならって設置してみた。
交換の際に、予想以上のネジの締め付けの固さに思わずナメってしまい、、ネジを一本殺してしまった。。WPC-Z2はネジ一本にまでこだわって作っているというのに。。ダサすぎる自分をブン殴りたくなった。。
なので殺してしまった方コンセントは直接音につながらないMacに電源を供給し、R1にはオーディオ・インターフェイスMACKIE. ONYX 1220iとECLER NUO 2.0を挿している。
今回のリファレンスはPCオーディオで、MacでiTunes鳴らしてチェックしてみた。
MacPro→d+ FireWire 6pin-9pin→MACKIE. ONYX 1220i→SPL 2Control→GENELEC 8030。音声ケーブルは全てBELDEN 88760で電源ケーブルはMac以外全てBLACKMAMBA初期モデル
もうね、一聴しただけでもの凄いコンセントだと思った。音の洪水だよ。全帯域ドカーン!みたいな。(超雑だね)
高域の抜けが良くてキレイな音、ヴォーカルの張りも出てる、ベースの音がバウンシーでふくよかでグルーヴィー。自分で取り込んでリマスターしたレコードはそれが如実に表れる。だから実は好みの音なのかも。電源ケーブルTUNAMIを初めて聴いた時の感覚にカナリ近い印象。ファットでありながら解像度も高い。ゆえに多少の脚色感はある。なので音楽制作には向かないかもね。
制作に向かなくとも音楽を聴くという行為自体の楽しさは倍増する。音質向上による幸福感は非常に満足できる。
なのでワタシはレコードの録音、サンプリングに使用していくつもりだ。
Tuesday, January 26, 2016
オヤイデ STB-EP
オヤイデ電気から2016年2月発売予定の新しいスタビライザーが届いた!
今回の製品は7インチアダプター兼スタビ with 水準器ということで、7インチDJの我々にとっても大変興味深い製品だ!そのSTB-EPを早速使用してみた。
水準器付きなので、タンテに設置すれば否応なく自分のセッティングを測られてしまう。。何年か前にセッティングしてそのまま使っていたスタジオのDJセットだったが、ワリと水平を保っていたようだ。。極細の溝に針を走らせるレコードにとって水平はシビアなのだ。(この後でさらにセッティングを追求したよ)
ちょっとウエストがくぼんで背の高い形のアダプター。これが使いやすい。アダプターを外さずともレコードの交換ができる。スタビの直径が絶妙(38mm)で引っかからずにセットできるがユルくない。さすがMADE IN JAPAN!
今回の製品はこの直径が命ともいえる。いわゆるドーナツ盤(ラージホールの7インチ)で使用すると(レコード自体には加重されないので)スタビにはならないのだ。ワタシが主に使用するレコードのほとんどは60年代アメリカのオリジナル・プレスなのだが、メジャー、マイナー・レーベル問わずビシッとハマる。これがユルすぎると”カタカタ”してノイズの原因になるし、DJプレイ(レコードを擦ってるとき)の際に針飛びにもつながる。ワタシはDJ下手なのでDJの時にはオヤイデSTB-MS(現STB-MSX)使っている。逆にキツすぎるとレコードがハマらない(こんなの論外だが、、)ハマってもキツいとレコードが浮いて回転が安定しない。
そして期待していなかったサウンドだが、、これが意外と変わるのだ!
テクニクス純正の7インチ・アダプターとSTB-MSXで聴き比べてみたところ、それぞれサウンドが異なることが判明。
テクニクス純正はそれしか使っていない人にはそれが基準だけど、比べてみてわかったのはノイズが多い。
STB-EPで同じレコードをプレイすると明らかにノイズが減り、ベースラインの輪郭も見えてサウンドがタイトになった!
STB-MSXは完璧でノイズも少なくアームも微動だにしない。ただSTB-MSXは価格がSTB-EPの4.5倍するのだ。。それを考えるとSTB-EPのコストパフォーマンスはスゴい!(実売価格は4千円以下だそうだ)
STB-EPは重さが130gと軽量なのでベルトドライブのタンテでも使用可能 & 持ち運びが楽。現場に行く時にSTB-MSXを置いていきたくなる時もある。。しかし無いと困る。
そこでスタジオで30分くらいSTB-EPでDJやってみた。盤反りが無ければこれで十分だった。スゴいぜ!直径の精度!
音楽を聴く時のノイズってゆーのはほとんどが振動なのね、だけどそれを知らずに聴いているから、ノイズだって認識してない人がほとんどなのよ。。できる限りノイズを減らせばその分だけ良いサウンドが得られる。レコードは特にシビアだが、どんなメディアより情報量が多いので是非追求してもらいたい。
STB-EPは価格も安いしもちろんLPにも使えるので(今回は試聴してない、、すんません。。)付属のアダプターから卒業して、ひとつ上のヴァイナル・サウンドを楽しんで欲しい。
次のステップアップはコレね!STB-MSX
Tuesday, October 13, 2015
Live at organ bar "LONDON NITE EXTRA" Oct 2015
パンクがカバーしたガレージの元ネタ、ビッグビートやそれの元ネタ ノーザンとちょっとだけ歌謡曲も、最終的にパンクとネオロカまで!誰もマネできないDJ MIXをどうぞ!
Live at organ bar "LONDON NITE EXTRA" Oct 2015 by Katchin' A.K.A.Disoscillators on Mixcloud
Wednesday, October 7, 2015
katchin' DJ MIX Live at organ bar "Crazee Gold Mine"
テンポの速い強力にカッコいいNORTHERN SOULばかりのLIVE DJ MIXです!
イベントは毎月第1日曜日渋谷organ barにて開催中です。是非遊びにきてください。こんなカッコいい曲たくさんかかりますよ〜
Live at organ bar "Crazee Gold Mine" oct 2015 by Katchin' A.K.A.Disoscillators on Mixcloud
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